fujino

    はなごよみ つきごよみ くらしごと
    第16回『卯月廿二日 下弦』

     

     

    薊 アザミ
    花言葉:孤独 自立 気品

    葉にトゲがあり
    触れる者をよせつけないアザミ

    日本にも60ほどの種類があります

    孤独
    自立

    ひとりで生きる強さを
    秘めた花言葉も多いのですが

    青のアザミには

    安心

    という、やわらかな言葉が
    つけられています

    春から夏にかけて
    野に咲くアザミ

    トゲを怖れて
    遠くから見守るだけ

    埋められない
    距離感に

    切なさを感じながら

    風に揺れ咲く花を
    いとおしく見つめています

    次回6月10日
    皐月の新月のころに
    お届けします

    はなごよみ つきごよみ くらしごと
    第15回『卯月十五日 望月』

     

    露草 ツユクサ
    花言葉:尊敬 変わらぬ思い なつかしい関係

    朝早くに花開き
    おひさまが天高く輝くころには
    そっとしぼんでしまう露草

    古くは歌に詠まれ

    月草 ツキクサ
    蛍草 ホタルグサ

    とも呼ばれていました

    すーっと伸びた葉の中で
    朝露に濡れる花が美しく

    薬草としても
    底知れぬ力を秘めています

    卯月望月
    今宵は皆既月食

    神秘のエネルギーを
    からだ中に取り込んで

    健やかにお過ごしくださいね

    次回6月2日
    卯月下弦の半月にお届けいたします

    はなごよみ つきごよみ くらしごと
    第14回『卯月八日 上弦』

     

    紫蘭 シラン
    花言葉:美しい姿、変わらぬ愛

    古来より自生している紫蘭

    凛と背筋を伸ばしながらも
    うつむきがちに咲く可憐な花

    たおやかな優美さと
    しなやかな強さは

    清くあれという
    メッセージが聞こえるよう

    赤紫のほかにも
    白・うすいピンクと
    色のことなる品種もあり

    緑の葉との美しいコントラストに
    見るものの目を惹き付けます

    寄り添い咲く紫蘭たちが
    楽しげに語らうような風情

    そんな姿から
    ”楽しい語らい”という花言葉も
    生まれました

    すこし早い梅雨入り

    涼やかに
    ほがらかに

    ここちよく暮らしましょう

    次回、5月26日
    月の満ちるころにお届けします

     

     

    はなごよみ つきごよみ くらしごと
    第13回『卯月朔日』

    クレマチス 鉄線/鉄仙
    花言葉: 精神の美 旅人の喜び

    つる植物の女王

    その名にふさわしい
    華やかで美しいクレマチス

    数多くの種類があり
    表情もさまざま

    春の終わりから
    夏に向かい

    大輪の花を咲かせます

    強い力を持つ蔓から
    ”甘い束縛”
    という花言葉も

    日差しの強くなる季節
    道行く人の心を
    励ましてくれるようです

    四月の月が巡り始めました

    四月朔日は「わたぬき」とも読み
    装いも涼やかに
    移り変わります

    次回は5月20日(木)
    4月の上弦の半月を迎えるころ
    お届けいたします

    はなごよみ つきごよみ くらしごと
    第12回『旧暦弥生廿三日 下弦』

     

    芍薬 シャクヤク
    花言葉:慎ましさ

    誇り高く凛と咲き誇り
    清廉で華やかな芍薬は
    美人の代名詞としても知られます

    薬と名につく通り
    根は薬として
    古くから服用されていました

    血の巡りをよくし
    艶やかにしてくれる効果があり

    人の美しさ導き出してくれるのです

    ふくよかな香りにも
    怒りを鎮め 睡眠改善をもたらす
    ゲラ二オールが含まれ

    心身の健やかさを助けます

    見目の麗しさとともに
    その力の深さも
    愛される理由のひとつかもしれません

    次回、5月12日(水)
    四月朔日 わたぬきの頃に
    お届けいたします

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花のこと