fujino

    はなごよみ つきごよみ くらしごと
    第21回『旧暦水無月朔日』

     

    山法師 ヤマボウシ
    花言葉:友情

    6月~7月にかけて
    花を咲かせる山法師

    かつてはその開花を
    田植えの合図としていたとか

    秋には赤く甘い実をつけ
    その葉は色づき
    見る者を楽しませてくれます

    旧暦では水無月
    6月となりました

    梅雨も間もなく明け
    日差しとともに夏が深まります

    旧暦では6月は晩夏
    秋の始まりにむけて
    少しずつからだをととのえましょう

    夏の疲れに無理は禁物
    養生 養生 と声に出し
    からだをいたわってくださいね

    次回7月18日
    上弦の月が空に浮かぶころ
    お届けいたします

    はなごよみ つきごよみ くらしごと
    第20回『旧暦皐月二十三日 下弦』

     

    半夏生 はんげしょう
    花言葉:内気

    昼がもっとも長くなる夏至をすぎ
    梅雨も終わりを告げるころ

    暦は「半夏生」を迎えます

    夏至から数えて
    11日目ごろから5日間

    田植えの疲れを癒すため
    ゆっくりと養生するようにと
    言われる期間です

    そのころに花をつける
    半夏生

    開花のこの季節に
    葉を半分だけ白くします

    その姿が
    半化粧をしたようだと

    この名がついたとか

    蒸し暑さが堪えるこの季節

    緑に白の化粧をさした
    ちいさな野の花に
    涼やかさを感じて

    次回、7月10日
    水無月のはじまりに
    お届けします

    はなごよみ つきごよみ くらしごと
    第19回『 旧暦皐月十六日 望月』

    合歓木 ネムノキ
    花言葉:歓喜 安らぎ

    夜になると葉を閉じ
    就眠運動をするネムノキ

    毛先の赤いはけのような花を咲かせます

    どことなく蒸し暑さが感じられる
    夏の始まり

    暑さ和らぐ日暮れに花開き
    闇夜がふかまるころに葉を閉じ
    眠る姿に安らぎを感じます

    疲れのでやすい季節
    眠りのひとときを大切にし

    健やかに暮らしましょう

    そんな声が
    聞こえてくるようです

    次回、7月2日
    旧暦皐月の月が欠けてゆく
    下弦の半月のころにお届けします

     

    はなごよみ つきごよみ くらしごと
    第18回『 皐月九日 上弦』

    枇杷 ビワ
    花言葉:温和 治癒 愛の記憶

    寒さを感じる季節に
    白くかわいい花を咲かせるビワ

    冬を越え 春を過ぎ
    初夏にはたわわに実る
    小さなオレンジ色の果実

    みずみずしい甘さが
    口の中にひろがります

    薬効のある葉は
    奈良時代からすでに多くの病を
    癒してきたと言われます

    大薬王樹と呼ばれ
    多くの人々を癒し
    救ってきたビワですが

    かわりに毒を併せ持ちます

    ただしく取り入れ
    健やかな日々の
    助けになってもらいましょう

    暑さを感じ始める初夏
    その実のさわやかな甘さに
    ほっこりしてくださいね

    次回6月25日
    月が満ちるころ
    お届けいたします

    はなごよみ つきごよみ くらしごと
    第17回『皐月朔日 』

    山紫陽花 ヤマアジサイ
    花言葉:乙女の愛 誠実な愛

    雨にうたれる
    楚楚とした姿が
    儚く美しい

    万葉の昔から
    人々にも愛されたと言われる
    山紫陽花

    控えめに花開き

    梅雨の季節に
    静かな安らぎをもたらします

    過ごしにくい時期ですが
    雨もまた麗しいと

    そのように感じさせてくれる
    野の花たち

    可憐に花開く姿を見つけ
    雨音に耳を傾けてみるのも
    心地よいひとときです

    次回、6月18日
    皐月の月がすこし膨らみ
    上弦の半月として現れるころに

     

     

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