アーカイブ:2021年6月

    はなごよみ つきごよみ くらしごと
    第19回『 旧暦皐月十六日 望月』

    合歓木 ネムノキ
    花言葉:歓喜 安らぎ

    夜になると葉を閉じ
    就眠運動をするネムノキ

    毛先の赤いはけのような花を咲かせます

    どことなく蒸し暑さが感じられる
    夏の始まり

    暑さ和らぐ日暮れに花開き
    闇夜がふかまるころに葉を閉じ
    眠る姿に安らぎを感じます

    疲れのでやすい季節
    眠りのひとときを大切にし

    健やかに暮らしましょう

    そんな声が
    聞こえてくるようです

    次回、7月2日
    旧暦皐月の月が欠けてゆく
    下弦の半月のころにお届けします

     

    はなごよみ つきごよみ くらしごと
    第18回『 皐月九日 上弦』

    枇杷 ビワ
    花言葉:温和 治癒 愛の記憶

    寒さを感じる季節に
    白くかわいい花を咲かせるビワ

    冬を越え 春を過ぎ
    初夏にはたわわに実る
    小さなオレンジ色の果実

    みずみずしい甘さが
    口の中にひろがります

    薬効のある葉は
    奈良時代からすでに多くの病を
    癒してきたと言われます

    大薬王樹と呼ばれ
    多くの人々を癒し
    救ってきたビワですが

    かわりに毒を併せ持ちます

    ただしく取り入れ
    健やかな日々の
    助けになってもらいましょう

    暑さを感じ始める初夏
    その実のさわやかな甘さに
    ほっこりしてくださいね

    次回6月25日
    月が満ちるころ
    お届けいたします

    はなごよみ つきごよみ くらしごと
    第17回『皐月朔日 』

    山紫陽花 ヤマアジサイ
    花言葉:乙女の愛 誠実な愛

    雨にうたれる
    楚楚とした姿が
    儚く美しい

    万葉の昔から
    人々にも愛されたと言われる
    山紫陽花

    控えめに花開き

    梅雨の季節に
    静かな安らぎをもたらします

    過ごしにくい時期ですが
    雨もまた麗しいと

    そのように感じさせてくれる
    野の花たち

    可憐に花開く姿を見つけ
    雨音に耳を傾けてみるのも
    心地よいひとときです

    次回、6月18日
    皐月の月がすこし膨らみ
    上弦の半月として現れるころに

     

     

    はなごよみ つきごよみ くらしごと
    第16回『卯月廿二日 下弦』

     

     

    薊 アザミ
    花言葉:孤独 自立 気品

    葉にトゲがあり
    触れる者をよせつけないアザミ

    日本にも60ほどの種類があります

    孤独
    自立

    ひとりで生きる強さを
    秘めた花言葉も多いのですが

    青のアザミには

    安心

    という、やわらかな言葉が
    つけられています

    春から夏にかけて
    野に咲くアザミ

    トゲを怖れて
    遠くから見守るだけ

    埋められない
    距離感に

    切なさを感じながら

    風に揺れ咲く花を
    いとおしく見つめています

    次回6月10日
    皐月の新月のころに
    お届けします

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花のこと