はなごよみ つきごよみ くらしごと

    はなごよみ つきごよみ くらしごと
    第3回 『旧暦 睦月十五日 望月』

     

    クロッカス
    花言葉:青春の喜び

    旧暦はじめの満月
    まぁるくやさしい
    導きの光

    明るくゆく先を照らしています

    睦月のお月さまが
    満ちるこの頃

    かたく閉ざされた大地から
    やわらかな芽が
    あちらこちらから出てきます

    あたたかい日差しのもと
    愛らしい花を咲かせている

    色とりどりのクロッカス

    まぁ、いつの間に

    春のはじまりは
    野に咲く花たちの
    やさしい驚きが続きますね

    次回は3月6日
    下弦の半月のころにお届けいたします

    うたかた haru

    はなごよみ つきごよみ くらしごと
    第2回『旧暦 睦月九日 上弦』

    梅 ウメ
    花言葉:高潔・忠実

    新月から月は膨らみ
    今日(2/20)
    はじめての半月を迎えました

    寒さ極まる新暦2月
    旧暦では「初春」という季節

    そんな折
    まずは香りで春のはじまりを
    教えてくれる梅の花

    可憐さと
    凛としたすがすがしさを
    あわせ持つ姿は

    見る者の心にあたたかな
    励ましを与えてくれます

    春はすぐそこ

    やわらかな気持ちで
    梅の香とともに待ちたいですね

    次回2月27日
    月のみちるころに お届けいたします

    うたかた haru

     

     

     

    はなごよみ つきごよみ くらしごと
    第1回『旧暦 睦月朔日』

    2021年2月12日 旧暦新年より

    うたかたのharuさんによるコラムを

    新月 上弦  満月  下弦 と月の巡りに合わせお届けさせていただくことになりました。

    haruさんのお父様が描かれた優しいお花の絵とともに愉しんでいただければとおもいます。

     

    第1回目は『旧暦 睦月朔日』です

     

    福寿草 フクジュソウ
    花言葉:永久の幸福

    大地に近いところで
    黄色い花を咲かせる福寿草。

    寒い冬を耐え、
    我先にと春を告げる可憐な花。

    旧暦元日のころに開花し
    ガンジツソウ・サクジツソウとも呼ばれます。

    サクジツとは「朔日」と書き、
    旧暦ついたち、新月の日をさす言葉です。

    今日(2月12日)は、旧暦新年。
    最初の新月の夜。

    月のない夜は神秘的。

    すっと背筋を伸ばし
    目に見えぬ月の力に思いを寄せて
    新しい年のはじまりを感じてみてくださいね。

    次回は2月20日
    上弦の半月のころにお届けします。

    うたかた haru

    うたかたharuさんのコラムがはじまります

     

    はじめまして。

    うたかた haruと申します。

    野に咲く可憐な草花を
    ご紹介する機会をいただきました。

    新月から新月までを一月と数える「旧暦」
    夜空を眺め月の形で「いま」を知る

    古の人々は自然とのおつきあいが上手でした
    その知恵をいまの暮らしにとりいれる

    そんなお話を。

    新月、上弦、満月、下弦。
    月の巡りにあわせ、お届けいたします。

    初回は1月12日 旧暦の元日から。

    どうぞよろしくお願いいたします。

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花のこと