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第46回『旧暦師走八日 上弦の月』
はなごよみ つきごよみ くらしごと
第45回『旧暦師走朔日』
千両 せんりょう
花言葉:利益 裕福 財産 恵まれた才能
幸運の印とされる赤い実を
寒さ厳く冬の極まるこの時期に
たわわと実らせる千両
夏頃に控えめに
緑の花をつけます
江戸時代までは
仙寥花(センリョウカ)
とよく呼ばれていました
たわわに実ることから
財を成すことにつながり
花言葉がつけられました
赤い実がよく知られますが
黄 紫 白と
さまざまな色の実をつける品種があり
なかには入手が難しいものも
左右対称のギザギザの葉に
赤い実が実千両を
縁起のよい飾りとして
お正月にいけられるご家庭も
多いのではないでしょうか
彩りが少なく寂し気な季節に
華やかさを加えてくれる千両
新たな1年も実り豊かでありますように
ともに祈ってくれているようです
次回1月10日
師走の上弦の半月が夜空に輝く頃
お届けいたします