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第48回『旧暦師走廿三日 下弦の半月』
はなごよみ つきごよみ くらしごと
第47回『旧暦師走十六日 望月』
梅 うめ
花言葉:上品 高潔 忍耐 忠実
寒さの厳しいころに咲く花は
きまって「耐え忍ぶ」言葉が
添えられます
春の訪れを香りで知らせる梅も同様
しかし
その姿に誰もが
高潔で凛とした気持ちを
呼び起こされることでしょう
まもなく暦は「春」を迎えます
月が幾たびも巡り
また1年という月日が流れました
新暦では少し前に
新しい年に替わりましたが
旧暦と呼ばれる
ひとつ前の暦では
今日満ちた月がまた姿を隠すころ
新しい年を迎えます
「迎春」
この1年は月の動きに合わせ
さまざまな野の花を
ご紹介してきました
夜空を眺め
月が満ち
またかけてゆくのは
神秘的で
でもどこか自らの内側に
寄り添うに感じられます
季節はいつも
かわらずに移りゆきますね
今宵は1年の締めくくりの
満月
静かに満ちてゆく感覚を
楽しみながら
新たな1年も健やかであることを
祈りましょう
次回、1月25日
旧暦今年最後のはなごよみを
お届けいたします